| わが国の金融業界は、かつてない大きな変革期を迎えています。たとえば・・・
金融機関の大合併時代へ |
- 大手都市銀行を中心とした金融再編で収束した3つのグループを軸に、一層の金融機関の再編・消滅・淘汰が進んでいる。
|
|
- 大手外資系金融機関が日本の金融機関を実質的に買収し、それにより従来の日本の金融機関とは異なった新しい金融商品やサービスが市場に登場している。
|
異業種からの新規参入 |
- イトーヨーカ堂やソニーという異業種企業が、ネット銀行など新しい概念の金融機関としての役割を担っている。
|
金融取引形態の変化 |
- インターネットや携帯電話を使った電子決済により、24時間取引や低コスト(手数料)など、既存の金融機関では提供できないベネフィットを消費者に提供している。
|
金融自由化の完了−本格的なサバイバル競争の激化 |
- 真に消費者や利用者からの支持を得た者だけが生き残る本格的な競争の時代が幕を明け、金融業界にも「顧客志向(顧客ニーズの把握とその提供)」や「顧客満足」を経営方針として明確に打ち出している企業が増えている。
|
■ 消費者を理解するために
金融業界の変化に対して、徐々に消費者にも変化が見え始めてきました。預貯金一辺倒であった消費者が、預貯金(円の普通および定期性預貯金)以外の金融商品を検討し始めています。
しかし様々な消費者調査において、多くの消費者が低預金金利の現状に不満を抱いているものの、リスクの高い投資商品への不安も大きく、資産をどう運用したらよいか迷っているという消費者像が浮き彫りになっています。今後は消費者のニーズや意識の変化を的確に捉え、施策や製品・サービスに反映していくことが一層求められます。
消費者について以下のような点が指摘できます。
- 金融取引に対し一層利便性を追求するが、E-トレードや電子決済などのセキュリティには非常に大きな不安を抱いているため、新しい取引方法や決済方法がどれくらい消費者に浸透するのかは、まだ不透明な部分も大きいといえます。
- 安全思考が高いと言われる日本人の金融態度や性向の変化によって、リスクの受容度における各セグメントのニーズがどう変化するのか、その動向を常に注目する必要があるでしょう。
- 消費者の選択基準が変化し、心理的価値であるブランドも金融機関や金融商品の選択の際に重視されるのではないかといわれています。そうなると金融業界においても今後ブランド(資産)の管理が重要となるでしょう。さらに顧客の選別の目が厳しくなることから、「顧客満足度の向上」が顧客の維持や囲い込みの必須条件になるといえます。
プレミアムマーケティングリサーチ会社として、その資産と最新のテクノロジーにより各国の金融マーケット事情に対応することができます。当社は金融サービス産業におけるサーチ・プランニング・具現化・リサーチの必要性を深く理解しています。
|